家の売却に関する知識編
『譲渡益税』とは?

不動産の売却をお考えの皆様は、普段から様々な税金のことも考慮して
いらっしゃると思います。
でも税金の仕組みはわかりにくい点も多くて、実際の所は頭を悩ませて
いらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
不動産の売却に関係してくる税金としては、売却する不動産を相続した
場合の相続税、ご両親などから頂いた場合の贈与税、売却で利益が出た
時の所得税(譲渡益税)があります。
売却不動産に銀行からの借り入れがある場合には、抵当権を抹消する為
の登録免許税もございます。
今回はこの中から売却によって利益が出た場合の譲渡益税をご説明致し
ます。

譲渡所得は、次のように計算します。
収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除額=課税譲渡所得金額
図1

譲渡益税の場合、売却する不動産を所有した期間が5年以上か5年未満
かによって税率が異なります。
売却予定の土地建物を所有した期間についてもご注意ください。
居住用の土地建物を売却した場合には、一定の条件を満たすと3,000万
円特別控除の他に長期譲渡にかかる税率がさらに軽減されます。
図2

【計算例】
昭和60年に親が取得した住宅を平成20年に相続して、ご自身では住んで
おらず、平成28年に3,500万円で売却する場合

収入金額:3,500万円
取得費 :3,000万円(昭和60年の取得価額、登記費用等)
譲渡費用:130万円(手数料等)
課税譲渡所得金額=3,500万円-(3,000万円+130万円)=370万円
譲渡税額=課税譲渡所得金額×税額=370万円×15%=55.5万円
ほかに住民税=370万円× 5%=18.5万円
※相続後にご自身で住んでいた場合は、3,000万円の特別控除がありますから
譲渡益税はかかりません。

◆居住用財産の5つの特例の適用や長期譲渡・短期譲渡に該当するかどうかを
区別するのには、所有期間・居住期間の判定が重要となります。税法上の期間計
算にご注意ください。

いかがでしたでしょうか?

税金に関する内容は、まだまだ沢山ございますので、少しずつご紹介

してまいります(*^^*)