低炭素住宅

「低炭素住宅」という用語は、あまり聞きなれない方もいらっしゃるか

と思います。

「省エネ住宅」「長期優良住宅」と何が違うのか、ご説明致します。

低炭素住宅を簡単に説明すると、『二酸化炭素(CO2)の排出を減らす

工夫がなされた住まい』のことです。

建物に高い断熱性を持たせ、省エネ型の給湯器やエアコン、照明などを

採用することなどにより、光熱費などランニングコストの低い住宅が該

当します。

 

従来の「住宅エコポイント制度」に代わる省エネ住宅への優遇制度とし

て登場しました。

低炭素住宅のイメージ図

具体的な性能としては、2013年10月に「改正省エネ基準」が施行されま

したが、この基準を満たした省エネルギー性能を有する必要があります。

なお、通勤や買い物、所用等で乗用車の利用距離が長いと省エネルギー

にならないため、認定を受けるには市街化区域等に建てることが条件と

なっています。

どうやって認定されるもの?

新築住宅を低炭素住宅として認定されるためには、

「省エネルギー性」と「その他の低炭素化に資する措置」2つの性能を満

たす必要があります。

しかし、これらの性能獲得はそう難しいものではありません。

まず「省エネルギー性」ですが、家電等のエネルギー消費量を除いた1次

エネルギー消費量を、改正省エネ基準より10%以上削減する必要がありま

す。これは、断熱材の採用や開口部の断熱サッシの採用など、主に断熱性

能を高めることでクリア可能です。

 

「その他の低炭素化に資する措置」というのは、主に設備機器等によるCO2

削減で、新築住宅の場合、下記の(1)~(7)の中から2つ以上導入・実施すれ

ば基準をクリアできます。

(1)節水に関する機器(節水トイレや節水水栓、食器洗浄機等)の導入

(2)雨水または雑排水設備の導入

(3)HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の導入

(4)創エネルギー設備や蓄電池(太陽光発電など、再生可能エネルギーを

利用した発電設備と、定置型蓄電池の設置)の設置

(5)ヒートアイランド対策(敷地や建物屋上、壁面の緑化など)の実施

(6)住宅劣化の軽減に資する措置(劣化対策等級2)

(7)木造住宅であること

特に(7)など、戸建て住宅であれば工法を選ぶだけで実現可能な要素です。

つまり木造住宅であれば、あと1つ、例えば節水トイレを採用するだけでクリ

アできるのです☆

住宅ローン控除の際、一般住宅の税金と異なる内容があるので、ご注意を。

上限額、控除額の幅も違うので、下記の表でチェックしてくださいね★

優遇制度の表